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タイトル名 |
ブロークン(2008) |
レビュワー |
シネマブルクさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2009-05-28 19:47:38 |
変更日時 |
2009-05-28 19:47:38 |
レビュー内容 |
前作「フローズン・タイム」で注目されたショーン・エリス監督の第2作目ということでかなり期待していました。世界的に有名なフォトグラファーなだけあって、フレーム内におさまった映像は美しい。音楽は、全編通しては少なめですが、緩急の付け方が巧く、サスペンス作品としてのツボをおさえている。撮影ではかなりゆっくりとしたパーンが音楽とよく合っており、観る側の興味をそそる。と技術面では申し分ない出来栄えに満足です。で肝心の物語はというと全てのシーンを解釈するには一度の鑑賞では無理でした。結果的には観る側に解釈を委ねているのだけど、伏線ととれる表現がいくつかでているにも関わらず投げっぱなしなんですよね。そういう意味では、イマジネーション豊富な演出家なんだと認識。万人受けするタイプではないと思うけれど、作品なりのクセがあって好きな人は好きになれる。 |
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