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タイトル名 |
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN |
レビュワー |
シネマブルクさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2015-08-04 09:53:11 |
変更日時 |
2015-08-04 09:53:11 |
レビュー内容 |
話題作というだけで衝動的に鑑賞してきました。 原作の漫画はチラッと読んだことがある程度ですが、大まかな概要は把握しておりました。 観終わった感想を単刀直入に申し上げるなら、「非常に残念な仕上り」と言わざるを得ない。
これは単に、製作費の問題や監督の力量の無さだけに留まらず、根本的な部分で言えば、脚本が失敗している。 映画の良し悪しは、脚本で決まるというくらい大事なもの。ダメな脚本でも莫大な資金、監督の手腕、センスで良い映画はできるけども、監督は明らかな人選ミスでしょう。これが第2の失敗。 挙げればキリがないためこれ以上は申し上げません。
昨今の邦画界は、テレビドラマや漫画・アニメの映画化ばかり。 確かに、作品の知名度もメディア露出も良い上、他媒体とのコラボもあったりと、劇場以外での収益の見込みが立て易いのも確か。
しかしながら、これだけは言わせて頂きたい。 お金目的以外に実写化させる意味・意図がないのならば、少なくとも私はこれならアニメでも充分じゃんって感じました。 (ハッキリ言って頑張ってはいるけどCGレベルは低い。予算の問題もあると思うけど、この出来栄えでGOしてしまうあたり、作品に対する愛情は感じられない)細かい演出ひとつとってもベタ過ぎてプロ監督なのか疑うレベル。 本当に、これなら、、アニメで充分である!
決してつまらなくはない。上映時間も短いのが幸いして、チープで滑稽な演出・シーンをダラダラと見ずに済む。 ただ、これに満足しちゃったら日本の映画界に未来はない。 |
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