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タイトル名 |
チェイシング・エイミー |
レビュワー |
よーちーさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2009-05-14 15:03:22 |
変更日時 |
2009-06-07 05:04:03 |
レビュー内容 |
観賞に苦痛を伴う映画には二種類あると思う。とにかく退屈であるか、キャラクターがまったく好きになれないか。この映画は退屈ではないが、後者の意味で辛かった。彼女の過去を詮索したがる主人公はある意味共感できるのだが(それぞれの別れの決定打である、あの提案はさすがに血迷ったとしかいえないが)、問題はアリッサである。雨のシーンといい、試合のあとの大喧嘩のシーンといい、とりあえず相手を責めるのが先決という態度がいけ好かない。日頃サバサバしたキャラクターを気取っているくせに、都合のいいときだけ自己正当化・安っぽいヒロイズムに浸りたがる人間はよくいるが、その典型的な例だろう。おまけに、あくまで主人公が馬鹿だからこうなりました、と匂わせる結末はどうなんだろう。他人の(特に性的な)倫理観はまったくわからんもんですな。 |
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