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タイトル名 |
ドリームガールズ(2006) |
レビュワー |
yhleeさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2008-04-05 17:03:15 |
変更日時 |
2008-04-05 17:03:15 |
レビュー内容 |
実は、ビヨンセをコピーしてるお笑いの人をテレビで見て、そういえばこれ、見てなかったかも、と思い出したのである。
シュープリームスがモデルだといっても、別にそっくりさんにする必要はないのだが、ダイアナ・ロスの三白眼のふてぶてしい美貌を思うと、ビヨンセかわいすぎるよね、という印象になってしまう。
キャラクターとしても、あまりにディーナがいい子ちゃんすぎて、おもしろくない。すべては男がやったことで、わたしは知らなかったの、というのはねぇ。
その「悪い男」を演じたジェイミー・フォックスだが、エディ・マーフィーを向こうに回して好演していたものの、手段を選ばずのしあがってやろうという、ぎらぎらした生臭さがあまり感じられなかったのが残念。なんか、実直ないい人に見えちゃうんだよね。
エフィ役のジェニファー・ハドソンのソウルフルな歌唱は迫力たっぷりだったが、これだけがんがんやられると、お腹いっぱいという感じ。去っていく男にすがるのに、あの声量で耳元で歌われたら、そりゃ逃げられるよ。って、これはミュージカルなので、そういうことを言ってはいけないが。
大スターで美しい女性たちが、すべて身近な男とくっついてしまうというのも、ショウビズの世界では、案外こんなものかもねー、と思うが、人間関係がすべて内向きで、見ていて息苦しい。
仕事と恋愛関係がぐちゃぐちゃになっているのって、つらいよね。
というわけで、ゴージャスで見所・聞き所もたっぷりな映画なのだが、いまいち乗り切れないまま終わってしまった。 |
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