|
タイトル名 |
パッチギ! LOVE&PEACE |
レビュワー |
Leannán-Sídheさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2008-03-02 05:57:09 |
変更日時 |
2008-03-02 06:01:08 |
レビュー内容 |
難病は結局どうなったの?家族愛がテーマなの?人種差別がテーマなの?両方?なら、別々にもう少しちゃんとやった方がいいんじゃ? 家族愛と人種差別が、ただのお涙頂戴と社会派映画の為の要素に成り下がっている。 例えば「人種差別はいけません」「家族を大事にしましょう」って、教科書とか道徳の授業で言われたけど、この映画はそれ以上の何かが全くない。悪者と良い者しかでてこない。それならヒーロー映画の方がまだ辻褄があっている。というか、(悲劇の)ヒーロー映画の一歩手前になってしまっていることに、監督は気づいていないのでは?しかもこの映画の「家族愛」「難病」は、なぜいるのか分からない視聴率稼ぎの為の役者の様。というか、まず「難病」がなければ家族愛は描けなかったのか?難病要素程ではないが、藤井隆の孤児設定も余計。全体的に、受けが良い要素をとりあえず全部入れておいた感が否めない。 もちろん一作目のパッチギを作れた製作チームだから、ちゃんと「泣き所」はある。でも、残念ながらこの監督の人間的底の浅さがちらついている。「弱いものいじめはやめよう」と教室に標語を掲げる学校の先生のように。 |
|
Leannán-Sídhe さんの 最近のクチコミ・感想
パッチギ! LOVE&PEACEのレビュー一覧を見る
|