みんなのシネマレビュー
ニュースの天才 - kirieさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ニュースの天才
レビュワー kirieさん
点数 5点
投稿日時 2009-09-11 11:22:50
変更日時 2014-08-28 18:26:10
レビュー内容
全般的に食い足りない感じを受ける映画でした。嘘がばれていく過程と、それを必死に取り繕おうとする主人公。揺るぎない態度で対処する新編集長、すべて事後の話ばかりで主人公がなぜねつ造に至ったのか、なぜそれほどまでに取り繕う必要があったのか、根っこの部分がまったく描かれていないので薄っぺらく感じるからでしょうか。ジャーナリストとしての矜持なんてところで落ち着くのではなく、最後まで一人の弱い人間に的を絞って描ききって欲しかった。それでもこの映画が身につまされるのは人間誰でも虚栄心や保身などがあり、取り繕うための嘘をついたことに心当たりがあったから。主人公が追い詰められていく様はあまり気持ちが良いものではありませんでした。それにしても取り繕い方も様々あるものです。泣き落とし、逆ギレ、哀れみを誘う、同僚を扇動しての個人攻撃、自殺をほのめかして脅迫するなど。自分が新編集長の立場であれほど孤立させられたらと考えるとちょっとぞっとしてしまいます。
その後、日本でも理研のあの事件が取りざたされました。事実は小説よりも奇なり。この映画よりも現実は遙かに生臭く、上司にあたる人間の自殺や、恩師の逃亡、組織自体の腐敗の発覚、研究者を切り捨てて組織の存続を図ろうとする人々などが続々とあぶり出されています。そのような事態でも、当人は飄々と無実を主張している部分。この部分は映画とまったく同じで、人物造形の妙を感じました。
kirie さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-03-24アリータ:バトル・エンジェル56.06点
2019-11-17ターミネーター:ニュー・フェイト56.00点
2019-06-30X-MEN:ダーク・フェニックス55.19点
2019-04-30アベンジャーズ/エンドゲーム97.98点
2018-12-07ヴェノム65.93点
2018-06-16アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー87.00点
2018-06-15レディ・プレイヤー177.01点
2018-05-23リメンバー・ミー(2017)87.52点
2018-05-16その男ヴァン・ダム46.23点
2018-05-09ジャスティス・リーグ(2017)66.38点
ニュースの天才のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS