みんなのシネマレビュー
ブリッジ・オブ・スパイ - 称えよ鉄兜さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ブリッジ・オブ・スパイ
レビュワー 称えよ鉄兜さん
点数 9点
投稿日時 2016-01-07 06:00:23
変更日時 2016-01-07 06:00:23
レビュー内容
冷戦時代の緊張感をうまく表現した見ごたえのある作品。
当時のアメリカは本気でソ連との核戦争の可能性を感じてシェルターを造ったりしていた。 学校教育もやや思想教育的な雰囲気。
ソ連上空をスパイ飛行した空軍パイロットはその機密性ゆえに万一撃墜されたときに捕虜にならずに自殺することが暗に求められた。 だから捕虜になってスパイとの交換で帰国した士官に対する目は冷ややか。 そんな殺伐とした時代の空気が良く伝わってきた。 
昔のスピルバーグ作品に多く見られたわざとらしい演出は、あるのだが以前のようなあざとさは影を潜めていると思う。 たとえば東ドイツで壁をのりこえて逃げようとする人に後ろから容赦ない機関銃掃射を浴びせるシーンを主人公は電車の窓から目撃する。 帰国後にブルックリン(だったと思う)で子供たちが遊んでいて駆け出してフェンスを乗り越えようとするシーンを電車の窓越しに見る主人公。 当然東ドイツで見た光景と重なるのだが、別にそのシーンを挿入したりはしない。 ただ主人公(トムハンクス)の顔の表情を淡々と映す。 あざとさと紙一重の演出だったけど、共産主義思想の危険性、自由社会の尊さを的確に描いていたと思う。
主人公がソ連スパイの弁護を担当するとき、CIA要員が接触してきて協力を求めるのだが、主人公は米国憲法の理念を語って断固として断る。 異なる人種、民族の人々が移民してきてアメリカ人として生きている。 その基幹が憲法なのだ。 主人公にアメリカ人の誇りを見た。
称えよ鉄兜 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-09-22ジョン・ウィック:コンセクエンス56.90点
2020-09-02ライフ(2017)45.67点
2018-02-22スター・ウォーズ/最後のジェダイ85.79点
2017-06-20メッセージ56.40点
2016-09-21ハドソン川の奇跡97.34点
2016-03-02ブレードランナー/ファイナル・カット107.62点
2016-01-08タワーリング・インフェルノ107.70点
2016-01-08007/スペクター86.41点
2016-01-07ブリッジ・オブ・スパイ97.16点
2015-11-25オデッセイ(2015)86.82点
ブリッジ・オブ・スパイのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS