みんなのシネマレビュー
CASSHERN - 称えよ鉄兜さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 CASSHERN
レビュワー 称えよ鉄兜さん
点数 9点
投稿日時 2007-12-06 13:08:57
変更日時 2007-12-06 13:15:04
レビュー内容
かなり評価が割れている作品。
それぞれ好みが違うから人の評価はあくまで他人の者。 自分がどう感じるか、観てみなければわからない。
141分は長い。 こんなに長いとは知らなかった。

出だしからかなり引き込まれる。 いい感じじゃないの。
特に戦死の報がもたらされるあたりのシーン。
ある意味見え見えの演出なのだが素直に入っていける。
とてもうまい表現。
役者の演技の良さも貢献している。

ほかにも良いシーンがたくさんある。
CGを多用している。 CG臭さがそのまま残っている。 これは意図したのか。 それとも。
色使いがなかなか良い。
話が先に進むにつれ映画のテーマが明らかになってくる。

なぜ人は憎みあうのか。 なぜ人は殺しあうのか。

お互いを許しあうことが出来れば。 それさえ出来れば。 そうだね。 出来ればいいね。 でも出来ないんだね。
最後にキャシャーンは破裂して果てる。 しかしその先には希望があるという。
人とは何なのだろう。
人は人を愛する。 平和を望む。 だが、憎みあいもするし、殺しあう。
救いようのない存在。 でも人は、人であるからこそ希望を持てる。

話の展開が激しくて、シーンの間をつなぐ説明もない。
でも不自然ではない。 かなり意識してそのような演出をしている。

重いテーマに真正面から取り組んでいるが、意気込みが空回りしているような感じは受けずとても好感が持てる。

キャシャーンがなんとなくヘルメットを脱いだロボコップに見えることもあるが、全体的にセンス良い映像に満ち溢れている。
監督曰く、男は常にかっこよく、女は常に美しく。 まさにかっこよくて美しい人たちで埋め尽くされている(ごく一部を除く)。

メイキング映像(2時間以上ある)で監督自らカメラを担いで撮影している様子が収録されている。
この監督、只者ではない。

かなり気に入りました。
称えよ鉄兜 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-09-22ジョン・ウィック:コンセクエンス56.90点
2020-09-02ライフ(2017)45.67点
2018-02-22スター・ウォーズ/最後のジェダイ85.79点
2017-06-20メッセージ56.40点
2016-09-21ハドソン川の奇跡97.34点
2016-03-02ブレードランナー/ファイナル・カット107.62点
2016-01-08タワーリング・インフェルノ107.70点
2016-01-08007/スペクター86.41点
2016-01-07ブリッジ・オブ・スパイ97.16点
2015-11-25オデッセイ(2015)86.82点
CASSHERNのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS