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タイトル名 |
リーピング |
レビュワー |
ゴシックヘッドさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2010-12-22 03:23:11 |
変更日時 |
2010-12-22 03:23:11 |
レビュー内容 |
前半の方は少女が怖かったが、後半からは可愛く見えてきた。 そんなどうでもいいことに注目してしまう。 どうもオカルト・ホラー映画は、宗教だとか悪魔だとかをテーマに押し出すと、(中身は違うんであろうが)どれも似たり寄ったりな内容になってしまう気がしてならない。 メッセージ性も同じくなってしまうんだろうな。 結局 宗教ってのはそいつの「個」がどっかへ行ってしまいがちだから、作品にも個性だとかオリジナリティだとか出にくいんだろう(適当)。 一種の型にはまってしまうので気をつけましょう。
やっぱり「オーメン」を連想。なんとなく。 それよりも圧倒的な蟲プレイ。少女と蟲とくればやっぱり日本人ならナウシカ。 なぜそこに行き着くかって?この作品が弱いからさ。 だから美少女とかファンタジー的CG大袈裟演出とかでカヴァーしなければ作品として成り立たない。
煙突の蓋を閉めた後の背後に男が立っていて、瞬間部屋の明かりが消え、 それからパソコンのモニタに少女の不気味な顔が映り、 暗い階段を上っていくと雷が光るという、この必殺コンボのような恐怖演出の流れの 妙な巧みさは何?なかなかいいじゃん。
結局はファンタジーなんだけれど。全く怖くないし、幻想的な情景がチラホラ。 そっちの方が好きだったり。
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