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タイトル名 |
地球が静止する日 |
レビュワー |
ゴシックヘッドさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2011-05-28 13:18:30 |
変更日時 |
2011-05-28 13:23:19 |
レビュー内容 |
やっと見ましたよ。でも結局は「過去の名作の名を借りてオリジナル作品を作っちゃおう!」的な感じが好きになれません。オリジナルのメッセージをほとんど実践してないのに、リメイクを作っちゃってお金儲けだけはちゃっかりとして、、、とは言い過ぎですけどね。ただオリジナル版に敬意をはらっているのかが疑問です。 時代も変われば表現も変える必要も出て来るとは思うのですが、、、こんなにもアレンジするなら、全く新しいオリジナル作品で勝負すればよかったと思うのですが、、、オリジナル版に対する「アンサー」的な意図もあると思うので難しいです。 レトロなオリジナル版の内容をほとんど忘れてしまってますが、 ただこの現代版はレトロ版と比べると少し殺伐としているというか、変な緊張感が張り詰めています。突き刺さるような敵意のようなものが辛いです。 ピリピリして嫌な雰囲気なんです。 現代版のクラトゥも好きにはなれません。親しみやすさが一切ないです。 それにこの現代版はどこか攻撃的な方法をとっているところがどうかと思います。 確かにオリジナル版は攻撃的な要素の少なさがエンタテイメントとして物足りないのですが、説得力はあるのです。そのときに動力を止めるのもパフォーマンスとしてアリだと思います。 しかしこの現代版では実力行使をしてしまったので知性には欠けると思います。 虫はすべてを喰らい尽くしますが、「静止」ではなく「消滅」でしょう?そもそも「地球を守る」なのに「地球が静止する日」なんてタイトルがおかしいと思えてきます。 この作品では人間には攻撃的な面ともう一つの側面があるということが分かりやすく伝わってきました。二つの異なる文明が交わるときには、「友好的」なんて言葉は相手を見下しているのかもしれないです。その「友好的」という言葉の裏には「相手を呑み込む」そんな牙のようなものがありそうです。 クラトゥは遥か遠くから来て、「人間は変れる」なんていって帰ってしまうところにリアリティはなかったと思います。 ただこの作品のブルーとグレーの色合いが好きです。まるでブルーレイの到来を意図していたかのようです。考えすぎですが。 、、、ん?ペプシマンさんですか? |
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