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タイトル名 |
ネバーエンディング・ストーリー |
レビュワー |
ゴシックヘッドさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2007-12-04 01:46:08 |
変更日時 |
2008-12-15 03:20:39 |
レビュー内容 |
とても素晴らしい作品。 この作品には「夢」があります(え、ウソっぽい?いいじゃないですか)。 子供の頃見た時には永遠の広さを感じました。世界が広すぎて怖かったんです。 誰もいない校舎の雰囲気がとても怖かったです。 みんな算数のテストみたいなのをしていて、自分だけ違う状況にいるのがとても孤独に感じました。 そして、学校の倉庫がこれまた暗くて怪しくて、怖い反面とてもワクワクした記憶があります。 とにかく、あの学校の雰囲気がなんか変だったと思います。 ファンタージェンの妖精や怪物のユニークなデザインもシュールで奇妙な感じが強く印象に残りました。 ファルコンの顔は幼い僕には印象的過ぎました。 旅の途中で「大いなる謎の門(?)」があり、そこにある二つの対になるスフィンクスがとても巨大感があって、 これまた幼少の僕にはとても怖かったのを覚えています。 旅の途中でアトレイユがお弁当を食べようとした時に、 本を読んでいる少年バスチアンが「グッドアイディアだ!僕もお腹ペコペコだ」みたいなことを言いながら、 パンを食べるところが面白くて大好きです。 いつも「なんでやネン!」と、心の中で微笑みながら突っ込みを入れてしまいます。 (そして僕もいつか画面の前で『僕もお腹ペコペコだ!』と言いながらパンを食べてみたいです、、、 そうするとネバーエンディングになりそうじゃないですか?) アトレイユは、男の僕から見ても「絶世の美少年!」って感じで、なんかウットリしちゃいます。 彼はボロ布を纏っていて、胸がはだけているのってエロティックじゃないでしょうか? 彼はファンタジーの少年主人公の鏡です。 象牙の塔にいるお姫様はとても神秘的な美しさです。天使とか妖精とかそんな次元の美しさです。 まさにこれまたファンタジーのお姫様の鏡です。 昔の「SF」「ファンタジー」「ホラー」って、とても神秘的ですよね。 CGでは絶対に出せない感じがあるんです。CGで全てやってしまうと、簡単で嘘っぽくなってしまうと思います。 薄っぺらく狭くなるのです。 CGファンタジーなんてファ×クです。 この作品にはファンタジーの要素が沢山詰まっているように思います。 僕はこの作品をファンタジー映画の金字塔だと思っています。
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