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タイトル名 |
ぼくのエリ 200歳の少女 |
レビュワー |
ゴシックヘッドさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2013-05-03 01:34:08 |
変更日時 |
2013-05-03 01:34:08 |
レビュー内容 |
ずっとずっと見たかった映画だ。 なんともとらえどころのないところが素晴らしい。 繊細さと残酷さの両方がある。 どこか似た者どうしの二人。通い合う心。 しかし血は通わない。少女はヴァンパイアだから。 少女エリは少年オスカーを愛するが故に血を拒まねばならなかった。 そんな痛切な恋する少年と少女の逃避行。 ヴァンパイア幻想をまるで小さな恋のメロディにのせてやっているかのようだ。 「いじめっ子なんて醜い生物は消えておしまい!」というラスト手前の衝撃、 その瞬間ぼくはエリに恋をした。 少女エリはいかにもヴァンパイアという顔つきをしている。 スウェーデンの美しい冬景色が心にしみる。 |
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