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タイトル名 |
夢のチョコレート工場 |
レビュワー |
ゴシックヘッドさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-09-16 01:34:22 |
変更日時 |
2008-02-09 01:25:56 |
レビュー内容 |
とても大好き。 ディズニー映画+「毒毒」といった印象を受ける(毒が強いからね)。 子供のころは夢がありますよね(実際の物よりも大きく見えたりとか)。この映画には子供の夢がある。 工場内はまるで「不思議の国のアリス」みたいに全てが歪んでいる。 工場は現実からかなり打っ飛んでいる。 工場に入った瞬間に、(あるいは金色のチケットを手に入れた瞬間に)日常から、非日常の世界に迷い込んでしまう。 この工場に入ったら出て来られるのだろうか? 少し怖い。 ワンカは「やめたほうがいい」と言って子ども達を誘惑する。 子ども達とその親が退場する時、どこに連れて行かれるのだろうか? もう戻って来られないような不安。 楽しいことには行き着いた先には「毒」があるのだと思った。 ワンカが「仕事が忙しいから」と言って部屋にこもってしまったとき、なんだか急激な寂しさを覚えた。 遊園地から現実に引き戻されてしまったかのような。 これは大好きな映画。 門の外から工場を眺める少年。誰もいない工場がとても不安で印象的だった。 子供の頃には今とは物の見え方が違った。実際の物よりも大きく歪んで見えた(それは魔法にかかったかのように)。 時にはグロテスクに。 この映画の甘いお菓子や、クレイジーな乗り物もとても楽しくみえるが、しかしどこかグロテスクで危険ある。
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