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タイトル名 |
ロード・トゥ・パーディション |
レビュワー |
ゴシックヘッドさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2012-05-17 23:34:08 |
変更日時 |
2012-05-17 23:37:02 |
レビュー内容 |
芸術的なまでに美しい映像と音楽で描かれるマフィアの世界。 ファミリーの大きさもありますが、そこから逃れられない恐ろしさもあります。 比較的にダークで寒い映像は心の表れでしょうか。 父子愛がしっかりと描かれ、父親の偉大さと苦悩が見えてきます。 子供も素晴らしく、父親の背中を見つめます。 それとはまた別にマフィアのファーザーの存在はとても大きいです。 こちらの場合、どうしようもねえお節介の馬鹿息子を持つ父親は大変だなぁ、といった感じでした。 家族というより父と子を描いている映画でしょうか。 そこで考えさせられる絆があります。 落ち着いた描写がなんとも美しいです。 トムハンクスといったら、不器用でとぼけたキャラが面白い印象がありましたが、この映画ではそんな彼のイメージとは違った険しさがあります。 でも息子に接する愛情の不器用さが表れているみたいで良かったです。
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