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タイトル名 |
タクシードライバー(1976) |
レビュワー |
ゴシックヘッドさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2007-09-23 23:32:41 |
変更日時 |
2011-05-10 23:19:22 |
レビュー内容 |
もう、これ以上のものはないってくらいに素晴らしい。 世界一カッコイイ映画だと思う。 トラヴィスが凄くいい。 彼の表情と血走った目が、不眠症そのもの。 それでか、まるで夢を見ているかのような感じもあると思う。 ゆっくり流れるような感じが心地よい。 水がバシャーってかかるのが綺麗。 ネオンがとてもカッコイイ。 いろいろな人々がいて、何だか面白い。 しかし変なエネルギーに満ちている。 アイリスが美しい。ジョディフォスターの少女時代の 美しさを残す貴重な場面だ。 選挙の仕事をしていた女性も美人だ。 今日見直して、初めて気がついた。 トラヴィスの筋トレ場面や、計画の準備段階がとても面白くて大好きだ。 鏡を前にして銃を構え台詞を決めるシーンは超名場面だと思う。 それからトラヴィスの孤独感が伝わってくるのも好きだ。 町をタクシー走らせる彼の疎外感の表現が素晴らしい。 人々と彼との距離感が絶妙だ。 それで、演技の自然な感じがいい。 リアルで迫力のある銃撃場面。物が破壊されたり、血の音がリアル。 弾が少しアイリスに当たっちゃっていると思うけど、そんなことはどうだっていい。 最後のバックミラーの彼女の瞳がとてもいい。 そしてトラヴィスの去り方が男として、すごく憧れる。 ロバートデニーロのファンになった作品。 こんな雰囲気を味わえる映画は自分の中ではないと思う。 こんな最高の体験は他の映画では出来ないです。
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