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タイトル名 |
十二人の怒れる男(1957) |
レビュワー |
taka-104さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2007-11-04 19:39:48 |
変更日時 |
2007-11-04 19:39:48 |
レビュー内容 |
ほぼ一つの部屋で展開する話にもかかわらず、絶妙な脚本に個性的な登場人物と見所が多く、どんどん話に引き込まれていくのを感じました。有罪とは思えない証拠や矛盾だらけの証言が次々と出てくる展開が良く、しかも無駄なシーンが無くて簡潔にまとまっていて見やすかったです。実際に少年が犯行を犯したかは最後まで分からないないままでスッキリしないとも言えますが、少年の情報を証言だけに抑えたことは観客が私情をはさまず陪審員になったかのように話に集中できるので良かったと思います。同じように陪審員に焦点をあてたニューオーリンズ・トライアルも個人的に好きですが、正直この作品には勝てないと感じました。あと、十二人の男が一般人となり散っていくラストはスッキリしてて良かったです(やり遂げた男って感じでカッコ良かったです)。 |
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