|
タイトル名 |
百万円と苦虫女 |
レビュワー |
ミツバチさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-08-28 00:27:21 |
変更日時 |
2008-08-28 00:29:10 |
レビュー内容 |
皆様おっしゃっている通り、蒼井優さんあってこその映画。 彼女の表現、表情、美しい鼻筋には終始見惚れてしまいました。 弟くんと一緒に家路を向かうシーンと、中島君と手をつなぐシーンでは胸の奥がじんわりと熱くなりました。 でも、ラストの彼女の力強い旅立ちを見ても、なぜかすっきりした気持ちになれなかった。 どこかがひっかかっている感じ。針が1本、残っている感じ。 これはもしかしたら、自分の青春時代にためらいもなく置き去りにしてきたものたちが、記憶のかなたに葬り去って来たものたちが、かすかな痛みをともなってよみがえってきたせいかもしれません。 パンフレットの真ん中の桃の形、ああこれ、逆さまのハートのかたちじゃないですか。 いつか元気なときに、もう一度見直してみたい一本です。 |
|
ミツバチ さんの 最近のクチコミ・感想
百万円と苦虫女のレビュー一覧を見る
|