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タイトル名 |
押繪と旅する男 |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2010-05-02 18:20:50 |
変更日時 |
2010-05-02 18:32:54 |
レビュー内容 |
序盤に鷲尾いさ子の着物からチラリと見える足首をいやらしい目つきで見ていた少年が、最後に海辺で鷲尾いさ子が足をくじいたことにより、それに触る機会を得るといった展開は、まさに江戸川乱歩らしい淫靡なエロスを感じた。
全体を通して流れる雰囲気も江戸川乱歩の世界を巧く体現していたのではないだろうか。
それと、震災で大破した“浅草十二階”こと「浅草凌雲閣」の合成映像は、なかなかの出来! 現在の浅草に復元建築してほしいなぁ。
それにしても、老人になってから自分が何をしてきたのか、と落ち込む老人には全く感情移入できなかった。 |
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