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タイトル名 |
四つの恋の物語(1947) |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-12-03 21:49:11 |
変更日時 |
2021-07-30 23:52:32 |
レビュー内容 |
豊田四郎監督の第一話が圧倒的に良かった。 こういう純愛モノには弱い。 久我美子が若くてびっくり。 池部良も、相変わらず前髪が垂れていて良い。 二人のロマンスは、純情の極みで、観ていて清清しい気分になれる。 終り方も素晴らしく良い。
木暮実千代が魅力を発揮している成瀬巳喜男監督の第二話も、なかなかの出来栄え。
しかしながら、喜劇風な第三話やミステリーじかけの第四話は、「恋の物語」と銘打った本作からすると期待はずれ。
全体としては全くまとまりがないが、第一話が良かったので満足はできた。 改めて、豊田四郎監督の力量を感じたオムニバス作品であった。
そして、成瀬巳喜男監督の安定した底力を再確認できたのも、一つの収穫であった。 |
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