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タイトル名 |
ユメノ銀河 |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-08-31 00:00:08 |
変更日時 |
2007-08-31 00:00:08 |
レビュー内容 |
この作品、あんまり期待していなかったのだが、期待していなかっただけに意外にも楽しめた。 それと、今回、この作品の原作者である「夢野久作」っていう人の名を初めて知った。 それがちょっとした収穫。 今まで知らなかったのがちょっと恥ずかしいが。
さて、内容であるが・・・ 全編モノクロで描かれている。 でもそれがいい効果を生み出している。 昭和の陰気な感じが出てて、かなりよろしい。 乱歩もそうだけど、こういう、昭和のくら~い感じは独特の雰囲気があって結構好き。
そして特筆すべきは、浅野忠信のかっこよさ! 浅野忠信扮する主演の男性がバス会社に転勤してくるのだが、その登場シーンがかなりかっこいい。ものすごく印象的だ。 ただ、その登場シーンの後は、比較的落ち着いてしまい、神秘的な感じが持続されていないのが惜しいが。
少なくとも、前半の30分くらいまでは、 「おぉ~、この映画、なかなかいい味出してるぞぉ・・・」 って思わせてくれる映画である。 それだけでも十分、楽しめると思う。 |
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