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タイトル名 |
ニックス・ムービー/水上の稲妻 |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2014-07-07 01:23:27 |
変更日時 |
2014-07-07 01:23:27 |
レビュー内容 |
決して心地良い映画ではない。 死に直面する人間を、直視する内容。 目をそむけたくなる様な気分になる。
だがこれが現実。 人間が病でもって死にゆく様は、有名人であろうが、無名の人間だろうが、およそこんな感じだろう。 ただ、それを捉えて何になるんだろうか? ヴィム・ヴェンダース自身も、それを自問自答したに違いない。
ヴィム・ヴェンダース自身が迷いながら撮っているから、観ているこちらも困惑せざるを得ない。 確固たる信念を持って、ニコラス・レイをカメラに収めたなら、それを観ている人間(観させられている人間?)も、もっと覚悟をもってこの作品を観られただろうに相違ない。
でも、そのヴィム・ヴェンダースの素直さに、人間らしさを感じる。 |
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