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タイトル名 |
紙の月 |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2021-07-13 23:08:58 |
変更日時 |
2021-07-13 23:13:53 |
レビュー内容 |
一番印象的なシーンは、宮沢りえが駅の反対側ホームから消えたと思いきや、階段をゆっくりと降りてくるシーン。 このシーンは、ハッと息を呑む印象的なシーンだった。
横領したお金で楽しんだところで、その楽しいひとときは偽物にすぎない。 偽物だから、いつ終わっても当たり前だ。 いつ終わっても当たり前の楽しさだからこそ、心底楽しめる。 この理屈、筋は通ってるけど、刹那的で物悲しい。
破滅的な話なのに、どこか美しい、そんな作品だった。 儚いからこそ、美しいのかな。 |
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