みんなのシネマレビュー
砂の女 - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 砂の女
レビュワー にじばぶさん
点数 7点
投稿日時 2007-09-01 21:45:42
変更日時 2024-12-11 21:48:37
レビュー内容
安部公房が原作・脚本を担当、そこに武満徹が効果的な音楽を提供している。

岡田英次はアラン・レネ監督の『二十四時間の情事(ヒロシマモナムール)(1959)』を観た時に初めて知った俳優だが、アラン・レネの作品自体が趣味に合わなかったということも手伝って、あまり良い印象は持っていなかった。
しかし、本作『砂の女』においてはかなりの個性を発揮しており、その印象は“なかなか味のある俳優だなぁ”というものへと変わった。

そこに対するのは、私の年代の人達にとっても比較的著名な岸田今日子である。
もちろん、私が知っている彼女は“おばあちゃん”な岸田今日子。
こんなに若くて妖艶な彼女に出会ったのは、今回が初めてである。

まずオープニングロールからしてインパクト大。
この時点で、本作に対しただならぬものを感じてしまった。
“オープニングでキャスティング等が表示される度に、ハンコ(印鑑)がガツンガツンと表示され、そこに独特の効果音が重なる・・・”
というものなのだが、なかなか言葉では伝えにくい類いの演出なので、興味を持たれた方は一見して頂きたい。

かなりサスペンス的要素が強い作品であり、その点だけでも十分楽しめるのだが、最終的には人生哲学的なテーマにまで話が及んでいくという、広範な守備範囲を持つバランスのとれた逸品である。
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-03-30ヤンヤン 夏の想い出56.74点
2025-03-29電力が溶けるとき55.66点
2025-03-29東への道(1920)58.44点
2025-03-29欲望(1946)55.00点
2025-03-27明け方の若者たち75.66点
2025-03-25優しさと泪と88.00点
2025-03-21鼻炎23.50点
2025-03-20ナンバー・ゼロ00.00点
2025-03-20アリックスの写真22.00点
2025-03-20不愉快な話66.00点
砂の女のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS