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タイトル名 |
流れる |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2008-11-30 20:13:58 |
変更日時 |
2008-11-30 20:14:41 |
レビュー内容 |
オープニングにドーン!と登場する、田中絹代・山田五十鈴・高峰秀子の文字。 これは圧巻! 三人並びで名前がデカデカと出た時の迫力よ! 文字だけでこんなに迫力を感じるとは、いやはや、凄い三人衆だ。 邦画をそれなりに観てきた人なら、間違いなくこれだけで痺れてしまうに違いない。
しかし、内容の方はどうも面白くない。 淡々と進みすぎる。 成瀬作品にしては、凡作じゃなかろうか。
でも、各人の女優の持ち味がうまく出ていた気がする。 さすがは成瀬監督だ。 互いに存在感を殺し合うことなく、それぞれの登場人物が力を発揮していたのが見事だ。
それにしても、杉村春子の奮闘ぶりには、敢闘賞を与えたいくらいである。 上の大物3人衆を向こうに回しても、ひけをとらないどころか、食っていたようにさえ感じた。
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