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タイトル名 |
あの日、欲望の大地で |
レビュワー |
カワウソの聞耳さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2010-09-09 21:23:55 |
変更日時 |
2010-09-09 21:23:55 |
レビュー内容 |
主人公が誤って母親を殺してしまった事実は、映画の構成としてラストまで隠されている。しかし、人生から逃げているかのような主人公、シャーリーズ・セロンのその闇は、最後まで映画を見なくても見ている側に徐々に伝わってくる。この「もしかしたら」という疑惑が少しずつ主人公の投げやりな行動につながってきて、静かな感動が湧き上がってくる。この映画は謎解き映画ではない。徐々に悲惨な過去を見ている側に気づかせる語り口、ギジェルモ・アリアガはやはり一流の脚本家である。 |
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