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タイトル名 |
ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 |
レビュワー |
カワウソの聞耳さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2019-02-10 00:53:34 |
変更日時 |
2019-02-10 00:54:27 |
レビュー内容 |
G・オールドマンが彼本人に見えないのは、いいのか悪いのか。キレやすい性格のチャーチルと、最近は怒鳴ってばかりの役が目立つオールドマンの振る舞いが合致した仕上がりにはなっている。終始、チャーチルのアップと彼の攻撃的なセリフ回しで、英国のヒトラー侵略に対する苦悩が語られる。アルコールと葉巻をひたすら愛する頑固な男の独りよがりを、ある程度説得力のある域に感じさせたのは、オールドマンの巧さか。反面、映画全体の作りは甘い。妻役のスコット=トーマスは主軸となる物語の蚊帳の外だし、ダンケルクの結末も文字で示される程度で、ドラマ部分は希薄。一見重要そうな秘書の役回りは、一体なんだったんだという肩透かし。とりあえず、オールドマンの強引さが作品の魅力か。 |
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