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タイトル名 |
パンズ・ラビリンス |
レビュワー |
HAMEOさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2007-11-05 15:00:09 |
変更日時 |
2007-11-05 15:00:09 |
レビュー内容 |
「蜘蛛女のキス」と観終わった感覚が似てました。
どこかのブログで「この映画の残酷描写の意味が分からないなんてウンコだ」と書かれていました。言いたいことは充分わかりますが、それでもあえてここまでの残酷描写は必要無かったと言いたい。 これはただ単にハリウッド映画に対抗するための武器にしか見えない。別の部分でもっと話をふくらませれば、少女のいる現実の厳しさをもっと強烈に描くことなんてできたはずなのに。
ただ、もしかすると実際にスペイン/メキシコの動乱を経験して来た人々にとっては是が非でも外せない表現だったのかも。ただ単に銃弾1発で人を打ち殺すだけじゃ彼らは当時の思いを伝えられず、銃弾を浴びせた後に必ず2発も3発も動かない身体に向かってとどめを刺すことが彼らが当時の様子を描くためには大事だったのかも。でも自分はそんなこだわりに嫌悪感を抱ける人間でよかった。。。
それにしてもスパイの女とオフェリアの母親との対比が女性にとっては痛い所なのではないでしょうか。 |
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