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タイトル名 |
シルビーの帰郷 |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2008-11-14 02:24:02 |
変更日時 |
2008-11-14 02:24:02 |
レビュー内容 |
女性の細やかな心情が丁寧に描けてると思います。糸の切れた凧のようにふらふらと生きているシルビー。彼女が何故そのような性格になってしまったかは、はっきりとこの映画では言いませんが、何か痛々しく見えます。姉の自殺か、戦争に行った男性のせいか。何が原因なんだろう?シルビーの姉の子どもの二人の姉妹。いつも一緒だった姉妹も、やがて別れの時は来て、いつも自信なさそうに歩いている姉は、シルビーと交流を深め、最後、排他的な町の文化から逃れるように、戻ってくる家のない放浪の旅に出ます。変わった形のアメリカのニューシネマだと思いました。観終わって、寂しさが伝わってきましたが、よくあるロードムービーのニューシネマの寂しさとはちょっと違う。二人のこれから先が暗いものではないからでしょうか?「アリスの恋」のようになればいいんでしょうけど。女二人、犯罪に巻き込まれないといいんですが、などと思ってしまいます。 |
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