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タイトル名 |
スプリング・フィーバー(2009) |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2015-04-26 23:00:26 |
変更日時 |
2015-04-26 23:08:07 |
レビュー内容 |
小生、ゲイムービーは最後まで中々観ることができない。ウォンカーウォイの「ブエノスアイレス」でさえ挫折した。この映画も2度目の挑戦だ。強い男が、弱い男を妻の女性と両方で受け入れ、しかし女性がむかついて切りかかり、この世に一人で生きていける人はいないので、ここで強い男もとうとう別の女性に受け入れられ、詩情が生まれるという話。「ハッシュ」や「ブロークバックマウンテン」のように無関心を装わず、かなりヒューマンに仕立て上げられてるゲイムービー。しかしゲイムービーのベッドシーンって自分、自分、自分って感じで、気持ち悪い。そもそも男と女性の2種類しかいないこの世なので、男同士で完結するとは、女性を無視しているようで、この男しか愛さないトミーズ雅似の男は、宇宙人に見えて、感情移入がしづらくて参った。こういう関係では、半分いる女性を無視しているため、世の中の風景が粗くて当然。映像が汚いのもうなづける。ラスト、詩情の生まれる瞬間の映像が、都市の夜の風景だったのが面白い。 |
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