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タイトル名 |
あゝ、荒野 後篇 |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2018-02-10 21:28:54 |
変更日時 |
2018-02-10 21:28:54 |
レビュー内容 |
いやぁ、近年観た邦画の中では文句なく観応えがある方だ。 最後まで観て、エンドロールでやっと原作が寺山修司と知った。 そりゃあ、昭和の臭いがするわけだ。 でも何で平成の今、これを創ろうと思ったのかな? 早速、図書館でキネマ旬報のバックナンバーでチェックしようっと。
とにかくボロジムに二人が入会した時点で、あぁこりゃ二人の死闘で締めくくるなとは思ったけど、 そこに至るまでの過程が本当に厚みがあって、良かった。 前篇とは違い、後篇はヤンイクチュンが存在感を見せ、目力のつよい菅田将暉との死闘までの流れをつくる。 キネマ旬報の主演・助演男優賞をこの二人で勝ち取るくらい、二人が魅力たっぷりでね。 ユースケ・サンタマリアも、でんでんも魅力充分で、いつまでもこのメンバーの話を見ていたいなぁと思うくらい。
でもラストがあれとは・・。 ちょっと切ない。 ヤンイクチュンの切なさすぎに、マイナス1点の9点献上! |
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