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タイトル名 |
瞳をとじて(2023) |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2024-08-12 22:50:31 |
変更日時 |
2024-08-12 22:53:35 |
レビュー内容 |
これはビクトルエリセの最後の作品ってことではないのか?
エリセの代表作は、間違いなく「ミツバチのささやき」。 あの映画の最大のポイントは、あの少女の無垢なまなざしである。
それを本作の劇中劇で、王が無垢な目で私を見てくれるのは、 娘しかいないと言って、娘探しをさせる話が出てくる。 しかし、本作のメインストーリーは、この劇の俳優の記憶喪失を治すとこにある。
なにより「ミツバチ」の少女アナが、出演していることが驚きだ。 年相応のいい顔をしている。 そして、題の通り、皆、大事な場面で瞳を閉じるのだ。アナもだ。 記憶喪失の男は、自分の出演している映画を観終わったとき、どうなるか・・
まぁ出世作の少女の瞳が奇跡的な眼差しだったことが、 この監督の映画人生にかなり大きく影響したのだろう。 佳作の監督。 もう完成した作品は見られないだろう。
少女の瞳はとじられたのだ・・ |
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