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タイトル名 |
東京の女 |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2024-11-25 14:18:58 |
変更日時 |
2024-11-25 14:20:15 |
レビュー内容 |
小津と言えば、出演俳優が、会話するシーンで、 こちらに向かって、各々がしゃべる演出を思い浮かべるが、 それは、この映画で完成されている。
いわく本作は「視線の一致しない切り返し」をはじめて体系的に 使った作品とみなされている。 それはハリウッドのエルンスト・ルビッチ(「結婚哲学など」)の演出から学んだようだ。
またサラリーマン家庭の映画を多く扱った松竹蒲田の作品でもある。 だから、非常にピュアな話である。 純情な男性の、もろい姿が描かれている。 |
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