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暗殺(1964) - トントさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 暗殺(1964)
レビュワー トントさん
点数 8点
投稿日時 2025-03-15 21:48:20
変更日時 2025-03-15 21:52:01
レビュー内容
篠田正浩監督への辛口コメントが多いのは、期待が大きすぎたためであろう。
「乾いた花」で描いた賭博場の緊張感を、時代劇に持ち込んだらどうなるか?
それがまさに本作であった。
そして、その凄まじい出来栄えに当時の映画界は息を呑んだろう。

白黒の緊張感を、武士の殺し合いに応用した本作は、まれにみる時代劇となった。
時は、幕末。幕府と朝廷の間に緊張感の生まれた、あの複雑な時代である。
日本を分裂させるかのように混乱させた黒船。
そこから桜田門外の変、公武合体へとつながる流れの中で
有名な新選組の出番のちょい前、尊王攘夷の志を持つ清河八郎への暗殺が描かれている。

監督の奥さんとなる岩下志麻も出ている。
監督にとって、転換期の作品と言える。
のちの時代劇に、平安時代や近松へのアプローチを見せ、天才新人の名に恥じぬ仕事を
していながら、それでも観客は、この緊張感を描いた映画を欲したのだろう。
令和の今、これだけの仕事をする人がいたというのは、驚きでしかないが、
ファンというものは、もっともっと凄いものを、と欲しがるものらしい。

それか、岩下志麻に持ってかれた才能を惜しんだか・・(笑)
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