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タイトル名 |
血槍富士 |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2019-11-14 22:33:36 |
変更日時 |
2019-11-14 22:33:36 |
レビュー内容 |
主君の敵にと下郎に討たれた侍の処分。 下郎の手柄は主君の手柄。 そんな立場の人間であるから、侍は常に厳しい立場にある。 よって下郎に討たれるような侍はおらぬ、とのお上の判断。
そんな結末を、ラスト30分くらいで見せる。 それまでは町人、侍交えての朗らかな人間悲喜劇模様が描かれる。 朗らかな後に、10分くらいの血なまぐさい殺し合いが描かれる。
伊藤大輔の味であろう。 人間として、下郎の立場を見つめ続けた彼の真骨頂時代劇である。 |
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