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タイトル名 |
ひめゆりの塔(1953) |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2025-02-16 20:25:43 |
変更日時 |
2025-02-16 20:25:43 |
レビュー内容 |
有名な結末を知っているだけに、 彼女らの歌う歌の音を聞いてると、グッとくるものがある。
ただ米兵の姿は、最後まで出しませんでした。 銃を撃ってくる何者かがいる、という描写で、米兵のリアルな姿は出しませんでした。 これは、彼女らがか弱い女性なので、彼女らを容赦なく殺す人間像が 生身の俳優では演じきれないからでしょう。 今井正の演出に、感じるものがあります。
自決する手りゅう弾を渡され、青酸カリの取り合いにジャンケンし、 最後の夜に彼女らが歌って踊るシーンに、女性とはこういうものなのかなぁと思いました。 少なくとも、発狂する女性は一人もいない。 自然の中で育った女性は強いのかもしれないですね。 |
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