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タイトル名 |
キサラギ |
レビュワー |
フライボーイさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-04-02 11:04:24 |
変更日時 |
2011-04-10 18:25:48 |
レビュー内容 |
いや~、面白かったよ~。こういうトリッキーな邦画としては、古くは『12人の優しい日本人』、最近では『サマータイムマシン・ブルース』や『運命じゃない人』を彷彿とさせる。やはり脚本の勝利。ラストの如月ミキの顔出しですが、あのビミョ~な感じが逆にリアルでよかった(登場人物のひとりが「歌も踊りもダメなD級アイドル」とか言ってたのも頷ける)。また、プラネタリウムのシーンで判明する、家元が実はいじめられっ子(?)で、如月ミキを支えに生きていたというのも泣ける。彼こそが観客全ての代弁者であり(アイドルの身内にはなり得ないただの一ファン)、彼が最後にちょっとした幸福を得るところは、恥ずかしながら涙した。(追記)一度目の鑑賞では8点を献上しましたが、二度目はオチが分かっているので面白さが半減してしまい、1点マイナスとさせて頂きます。前述の作品などはオチが分かっていても楽しめる(というより二度目の鑑賞の方が面白く感じる)ので、本作はあと一歩及ばず、といったところでしょうか。
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