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タイトル名 |
反撥 |
レビュワー |
スポタさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2009-06-09 21:51:14 |
変更日時 |
2009-06-10 21:18:57 |
レビュー内容 |
ドヌーブの台詞が少なく、物語が不明瞭なせいもあって序盤は少し退屈するが、しかしやがて主人公が壊れ始めると、映画は意外にも面白くなってくる。小道具や装置、そして音(無音)の使い方は確かに象徴的だが、それ以上に画の繋ぎ方に驚かされてしまう。怒っていたはずが翌朝には愛想良くなっているお姉さん、天井と地面を叩く雨粒のオーバーラップ、などなど。 決して珍しいタイプの作品ではない。人の神経を逆撫でしようという試みはまだ許せても、どこかお高くとまっている雰囲気にはどうしても抵抗を感じてしまう。それでも、どこでもないどこかを見ているドヌーブの視線が気になり、やがて彼女から目が離せなくなってしまう。 |
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