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タイトル名 |
新幹線大爆破(2025) |
レビュワー |
亜輪蔵さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2025-04-25 09:40:19 |
変更日時 |
2025-04-25 09:40:19 |
レビュー内容 |
二日に分けて鑑賞。それが解れた理由も書きますが、まずはつよポン、のんさん。お疲れさまでした。 この映画では熱演です。このお二人には7または8点付けたい!
2025/04/24に鑑賞を終えました。この日は福知山線の脱線事故の20年目です。 知人に助かった人がいますが、電車に乗れるまで時間がかかったと言っています。 これ批判ではなく、よくぞ脱線のシーンを撮影(CGだろうけど)したものです。あれは頑張ったとおもう。
23日の夜に見ていましたが、犯人が女子高生と分かった時点で、急にだるくなったので、次の日に見た訳なんですがね。 そのくらい、【おい、その展開?】という、もうちょっと違うやつが犯人ちゃうんかーい! という大つっこみと、 「多分脱線で終わる」と言う見込みができたので翌日に切り上げです。
さてさて、結局は1975年版の”続編”と言える作品でしたね。
ケーサツのピーなところは、前作を”踏襲”しています。それと、乗客の”俗物度”も前作同様です。 犯人像の細かな描写が今回には少なくて、「JRマン!集結!」みたいな労働環境映画になってますが、悪い意味ではなく、オモローとして見ておきましょう。
トニカク、JRマンは全員目がキラキラ、ケーサツ、政府関係者は別のこと考えて目がどよーん。ていう演出なんですかね。
でね、1975年で警察官として爆弾犯を射殺したと言いふらしていた人の娘が2025年で高校生。少なくとも50数歳で生まれた子。 再婚?養子?年齢がちょっと不自然。
このあたりの”犯人像”は今回、薄い描写ですね。爆弾提供者のピエールさん(左翼くずれの古賀勝の息子)は年齢的にはどうにかですが、やっぱり犯人像の演出が少ないので、「どうしてこの事件を起こした?」というのが少ないので、イマイチのめりこめない。
ここまできたら、”沖田哲男の息子”はいつ出るのか?なんだけど、1975年の事件は沖田哲男の犯行である事を公式には認めてない字雰囲気だ。つまりは羽田の滑走路で射殺された男は、「いなかった」事になってるのかね?
このあたりの「明確性」を出していないから、2025年版の犯人像はぼやけている。これは脚本段階でどうにかせにゃとは思わんかったのかな?高校生は父親から具体的にどんな暴行だったの?(R18になるんかね?)
ともあれ、古賀勝主犯、ピストルを撃っただけの小野寺勉(前作にはクレジットすらなし。モブ警官てこと?)が英雄ヅラする世界。その続きがこの映画だな。
前作が権力や世間から見捨てられた男たちが反撃する、ピカレスクムービー(沖田哲男≒ゴルゴ13というくらいいい動き)だったのが、 権力がどうあれ世間がどうあれ、JR東日本はさいごまでお客様を守ります!企業精神提供映画。(悪い意味ではないよ)
まあ、ネトフリのゼニでここまでできるんだから、今後いろんな映画ができるだろう。
オノマチとカナジュンで、ちょっとムフフがあればそれはそれで面白かったのにね。 あと他の方も書き込んでいたけど、のんさんにバーナー持たせたかった。
その点でマイナス2。だから総合6。いい評価だよ?さて、時間置いて、今度は機械的な点をよく注意しながら見てみよう。 |
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