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タイトル名 |
関の彌太ッぺ(1963) |
レビュワー |
サーファローザさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-04-01 16:52:54 |
変更日時 |
2008-04-01 16:52:54 |
レビュー内容 |
スジといい、花などの舞台もあわせて日本的な美しさがあふれる映画ですね。10年前の偶然の出会いと別れ、妹の死を盛り込んだ第一部分は満点に近い。あの50両盗みながらも娘を預けてしまう父役はかなり難しい役だと思ったが大坂志郎が巧く演じてくれたと思う。10年後のシーンはちょっと腑に落ちないところがいくつかあって、10年前に50両をネコババせずに返すほどの(小心ながら)善人であった木村功が、ああも変わってしまうのだろうか?十朱幸代にああも惚れて可笑しくなってしまうのか(ごめんなさい)という疑問がどうしても残ってしまいつつ、クライマックスでは泣いてしまった。 ムクゲの花を間に置き、十朱幸代を思い出させたあの名台詞はやはり素晴らしいし、ラストも素晴らしいです。 |
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