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タイトル名 |
2012(2009) |
レビュワー |
おなやさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2009-11-25 03:59:45 |
変更日時 |
2009-11-25 03:59:45 |
レビュー内容 |
さすがに映像はすごい。 この大迫力の映像だけのためだけでも映画館のスクリーンと、音響でみる価値はある。 きっと映画通の人は最初からストーリーなんか期待していないだろうし、 映画通でない人も娯楽作として十分楽しめるのではないだろうか?と思ったのだが、 でも、やっぱり後半の展開がイマイチなのは否めない。 主人公グループがいつも都合よくピンチを切り抜けるのは想定内だが、 無辜の民が何の救いも無く災害で命を落とし、一部の特権階級と金持ちだけが 最終的優遇されるというストーリーはいかがなものかと・・・。 一般の人々は大津波にあってほぼ全滅という状況なので、 同じ立場であろう大多数の観客にとっては箱舟でのドタバタはもう人事でしかない。 それでいて、最後まで人のために協力するのが人間みたいなことを言われても 説得力がないですから。 ノアの箱舟では「神に従う無垢な人」が選ばれた訳だが、この映画はそれを全否定しているとも言える。 まぁ、この手の映画にストーリーを求めるのも無理な話だとは思いつつも 後半はあんまりな話だなぁと思えてしまうのは、やはり駄作なんだろうな。
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