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タイトル名 |
ハート・ロッカー |
レビュワー |
梅干御飯さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2010-04-04 22:23:29 |
変更日時 |
2010-04-06 02:05:19 |
レビュー内容 |
何年か前にテレビでやってたイラク戦争ドラマ「Over There」を彷彿とさせて 完全なエンターテイメントとして観て、すごく面白かった。 仕事をテキパキこなす兵士達のプロ根性のカッコ良さと、乾いた砂の気候と いつドカン!!と来るか分らないハラハラで、いや~二時間真剣に楽しませていただきました。 利権戦争に持っていく人々と、現地で与えられた仕事をこなす人々は別ですからね。 Ministryの音楽を使っているので、反戦の立場だと思う。
「今」の瞬間を生きる。 人間は昨日の事や明日の事ばっか考えてて、今、この瞬間をおざなりにしてしまいがちです。 主人公は生きるか死ぬか、の今その瞬間にだけ生きがいを感じられる。 私も、「今」の瞬間を生きよう、と強く思いました。
「子供の頃はあんなに沢山好きな事があったのに、今は一つだけかも・・・。」 麻薬でも酒でも何でも依存症状とは、それ以外は二の次(以下)になってしまう事。 主人公にとっては息子でさえも、爆弾処理の前にはかすんでしまう・・。 家族がどのシリアルを食べてるかさえ知らない。 「俺は何で自分がこんななのか分らないんだ・・考えないようにしてる。」 何かやるせないですね。 戦争映画をエンターテイメントとして観れる自分の状況がどれだけ恵まれている か、としみじみ思います。
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