|
タイトル名 |
宮本武蔵 ―双剣に馳せる夢― |
レビュワー |
ムランさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2009-06-27 17:54:51 |
変更日時 |
2009-06-27 18:05:45 |
レビュー内容 |
作品の内容に関してはほぼノーチェックで観に行きました。 『まったく新しい宮本武蔵』と言うキャッチフレーズから、新約宮本武蔵の活劇映画かと思っていましたが、実際は『二刀流は馬上戦闘を想定して開発された』『武蔵があまり小次郎との戦いを公言していない理由』等、製作者が思い描く宮本武蔵の『本当の解説』でした(+武士道と言う言葉や精神は1900年代になって広まったなどのマメ知識)。 上記の内容をCGのジジィが写真や資料をもとに説明し、NHKの歴史番組を見ているみたいでした。ちなみに吉岡や宍戸戦など一部戦闘アニメはありますが、ほぼ上記の説明解説に終始しています。 まぁ冷静に考えれば1時間20分程度で武蔵の活劇映画ができるわけもありませんし、バガボンド程度の知識しかない私には『へぇ~』と思える説明もありました・・・・が、これ映画でやる必要ある?てか、これ『映画』って言っていいの? 途中入る『騎馬兵の起源』の説明をカットし、1時間程度にしてDVD販売が限界。映画館に行ってまで見に行く価値も意味もありません。 内容のみ(映画館に足を運んでしまった不快感や映画と呼べるか等を無視)を評価すれば6点(今まで評価した4点以下の作品よりかは集中して見れた。と言う消去法で)ですが、『解説用の文字が小さい』『解説が早い』と映画観賞者に優しくない仕様だったのでマイナス1点。 『押井さんは宮本武蔵をどう思っているのか』と言うただ一点のみ見る意味がある作品。アニメーション、ストーリー、演出などを期待する方は観ても意味ないでしょう。 |
|
ムラン さんの 最近のクチコミ・感想
宮本武蔵 ―双剣に馳せる夢―のレビュー一覧を見る
|