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タイトル名 |
スター・トレック/イントゥ・ダークネス |
レビュワー |
ムランさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2013-08-17 00:31:41 |
変更日時 |
2013-08-26 10:32:03 |
レビュー内容 |
シリーズは数作見た程度です。 予告を見て、敵は民間人や軍関係者の弱みを突き自爆テロやスパイに使い、自身の正義(それ自体は善行)のために非合非情を行う、藤崎封神演技の王天君を想像していたが・・・ 人類を攻撃するのも膿を絞り出す的な行動かと思ったら、単に裏切られた上官への復讐と小物、愛がどうこうも単にコイツが部下思いなのと主人公を人質にしただけで、予告の様に大々的に推す程じゃない。 話もとにかく説明不足とご都合主義、中には上述した脅しを使えば辻褄が合う所もあるが、序盤以降全く演出されていないのでひたすら違和感。とりあえず地球の防空(宇宙)体制はどうなっているの? テーマもブレブレで終始チャチな設定を使ったショボイドラマとドタバタアクションを見せられているだけで、前作に合った様なキレは一切無い。 そして終盤の死亡シーン。一応スポックの感情もテーマらしいが、突如思い出したように所々に挿入されてるので浮いてるしそこを譲渡しても微妙、止めにいくら伏線張ってたからと言って感動(?)的な別れのシーンをぶち壊す大復活(笑)。個人的にこの手の演出殺しは映画でしてはいけない構成の1つと考えている。。てかさぁこういう話にするならもっと死ぬ所はサラッとやれよ。 今回もロクに戦わずちょっと攻撃されただけですぐ反撃・行動不能になる母艦。私が見たシリーズでは毎回こんな感じだが伝統芸なのだろうか。 ひたすら人間ドラマとアクション(しかも両方とも退屈)なのでもうSFと言うよりかはアクション。つーか敵性宇宙人も全然出ないで終始下らない人類内輪揉めを見せられた。 総評 スタートレックのような巨大な軍隊(?)と宇宙を舞台にした壮大な作品であえて『たった一人の人類』が脅威となる的な構成は個人的には好きだが、同時に非常に脚本の力量を試される内容でもあり、本作は残念ながらその力量を持っていなかった。 設定も割とベタだし原作的にはコッチの方が先かもしれないが、あちこち『カウボーイビバップ 天国の扉』に似てる(しかも劣化)気がしてならなかった。 あと広報、こんな詐欺紛いの手法で騙して楽しい?もっと必死にウソ付かず作品の魅力を伝える努力しろ。 予告:敵『始めようか』→都市に墜落するエンタープライズ号→本編→と思ったら敵の船だった→お前が落ちるのかよ!? モラルは最悪だが、ボケとしてはオーソドックスで悪くはないかな? |
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