|
タイトル名 |
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 |
レビュワー |
K-Youngさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2013-02-02 19:58:01 |
変更日時 |
2013-02-02 19:58:01 |
レビュー内容 |
虎の方が作られた話でしょう。心の痛みを忘れるための彼の想像。虎の話が本当ならば、もう一つの話を想像する理由がない。CG3Dで作られた映像の美しさ(特に水中の浮遊感の驚き)、虎という作られた話、それに、神という作られた超越。作られたモノの中にある、不思議なリアリティ。幻惑的人工美。それがこの映画の魅力なんでしょう。でも、どこかそれが少し欠点にも思えてしまう。ヒューマニズム的人間臭さの不在。人間臭さが、ドラマの中にも、作り人の側にも見えるのが映画だと思う。虎がCGでなければ、違ったかな?……それよりも、3Dの映像、私も船酔いしました。 |
|
K-Young さんの 最近のクチコミ・感想
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日のレビュー一覧を見る
|