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タイトル名 |
地獄の逃避行 |
レビュワー |
K-Youngさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-02-21 22:21:08 |
変更日時 |
2008-02-21 22:21:08 |
レビュー内容 |
この監督、極端が無い。というか、極端が無いのが極端。エロくもなく、グロくもなく、演技が過剰でもなく、ストーリーも普通、という。主人公の彼は、ハンサムなんだがスター的に中途半端、彼女は美人とも言えない。象徴的表現があるのか、というとそうあるようでもない。そんなこんなの平凡さ。でも、魅了される。あまりの普通さに魅了される。何でだろう。この監督、自分を神様だと思っているのか、とても、人に優しい。そこかな、この映画の秘密は。神様の優しさ、である。悪人に怒らない、というか。人間の罪を許している、というか。説教がない。そうだ、そうなんだ、ふーん、って見てくれている感じがする。まあ、人間だからなぁって。馬鹿だからなぁーって。自然も、神が自分の作品を自慢するかのように、美しい。あの荒野が、バッドランドですよ、でも、美しい。不思議な映画だ |
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