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タイトル名 |
ドラキュラZERO |
レビュワー |
みーちゃんさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2014-11-04 10:58:28 |
変更日時 |
2014-11-04 11:04:14 |
レビュー内容 |
映画の日ということで見てきた本作。90分というコンパクトな時間だったので、テンポが非常に良くてだれることなく最後まで鑑賞。ただその映画の出来は、「ルーク・エヴァンスのPVだったね」と言わざるを得ない内容に。 脚本とアクション(映像)面で評価すると、脚本はとにかく穴だらけ。前の人も書いてるが、設定がコロコロ変わる。ヴァンパイアの力を得て握力も増してるはずなのに、元同僚に力負けしてるというのはいかがなものか。蝙蝠になって飛ぶ速度もどれほどなのかよくわからず、落下する奥さんに追いつけないとか、んー?な面が多い。部下との信頼関係も描ききれてないので、2日目夜に犠牲になった部下もなんかあっさりと流されたなぁ。 何より初代ヴァンパイアが何をしたかったのかよくわからん。「ゲームだ」っていうけど、彼の勝つ条件がいまいちわからんので、そっちの面での緊張感が無いんだよなぁ。嫁の血を飲んだ時に初代ヴァンプが勝ち誇った感じになってたが、それにより彼がどういう力を得るのか、なぜそうなるのかがわからないうえにその後未来になるまで出てこないので、ずっと??が頭に出っ放し。主人公に血の誘惑を行うおっさんも初代ヴァンパイアとの関係がよくわかんないし。なので脚本面に関してはもうダメですね。 アクションでは、力を得た後のドラキュラ城前の無双は、まさにゲームの無双シリーズのようなヒャッハー具合だったんだけど、もっと派手にドカドカやってもよかったと思うんよねぇ。それと2つ目の夜の森ももっと時間を割いてもよかったのかなと。3日目の蝙蝠攻撃はそれはそれでよかったんだけど、結局それ以外の部下がどう共闘してたのかがほぼわからん(弓撃ってただけ)し、いつのまにかと暗殺部隊に侵入されててなんだかなぁと。 ラストバトルは良かったけど、自分が血を分け与えた仲間をあっさり絶滅させてて、それでいいの?ってなってたな。そもそも初代が血を与えるのは強靭な精神の持ち主のみとしてたのに、あっさりとそこら辺の庶民に血を与えても問題ないのか・・・とか。 と突っ込みまくったけど、結局そういうノリの映画だし、野暮なことなんだよなぁ。 追記:そういや最後で十字架持った司祭が息子を助けに来たが、主人公も人間の血を飲んでたが、十字架にビビらずにいたよなw |
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