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タイトル名 |
バッド・ジーニアス 危険な天才たち |
レビュワー |
チャップリ君さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2018-11-08 10:07:24 |
変更日時 |
2018-11-08 19:08:13 |
レビュー内容 |
我々オッサン世代から言うと、カンニング映画と言えば『ザ・カンニング IQ=0』なのだが…。 現代のカンニングは、こういうものなのね、フムフム。 ツッコミどころ(試験官のターミネーターぶりは、笑わせにきてるとしか思えない!)も多いが、経済的な格差や賄賂の横行など、社会問題を織り交ぜながら描くサスペンスとしては、十分に面白い。 父親との心温まる数々の描写もイイ。 ただ、消化不良な印象を受ける点も…。 主人公の家庭の経済的な貧しさは、転入時の授業料全額免除とランチ無償提供のエピソード程度でしか触れられていないため、計画に荷担する動機がどうしても弱いこと。 そして何よりラスト。 「バンクがダークサイドに墜ちたことで、主人公がすべてを自白する決断をした」という展開は…、分かるよ。 分かるんだけど…、後味としては悪いし、光に満ちたライトサイドの白い画面も、逆に白々しく感じちゃう。 ただ、アジアでもこんな上質なエンターテインメント作品が作られてるってことが何よりも重要なことだし、皆さんにもぜひ知ってもらいたい! |
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