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タイトル名 |
パピヨン(1973) |
レビュワー |
元祖さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2022-01-20 00:12:35 |
変更日時 |
2022-01-20 00:12:35 |
レビュー内容 |
心だけは染まらない。
華やかに描かれる英活、 それはこの映画としても最後の饗宴で あとは心の自由を求める物語。
正直、描き方としてはありがちという印象を持ちながら 「お姫様」と呼ばれる囚人を見ている自分がいた。
それはすでに状況を黙認しているのと 同じ意味であることに気付く。
本土に戻ることが全てを取り戻すことではない。 それを知った上で年単位の極限生活、独房生活を耐え ようやく潮目をみたときに、これほど自由を感じられるものなのか。
映画による追体験は、あくまでも「学び」にとどまらず 「事実の黙認」さえ要求してくるのだな、 と時を含めた高次元の冤罪、囚人、仕舞われ方を見事に表現していると思う。
残りたいと思ったドガの余生が残りたかった形で、20%は過ごせたことを願いつ。 |
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