みんなのシネマレビュー
JAWS/ジョーズ - 佐吉さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 JAWS/ジョーズ
レビュワー 佐吉さん
点数 10点
投稿日時 2008-02-11 22:12:46
変更日時 2009-08-09 17:10:30
レビュー内容
この映画の中に、僕が今まで観た映画の中で最も印象に残ったシーンの一つがある。最初に見たのはテレビで、確か小学生の時だったと思う。
鮫退治のために、ベテラン漁師とともに船で沖へ出たブロディ署長。署長は横柄な漁師にこき使われ、罵声を浴びせられ、ぶつぶつ文句を言いながら船尾で鮫のエサをまく。「てめーの顔を見るぐらいなら、人食い鮫と顔をつきあわせてる方がマシだ――」署長が船長に対する憎まれ口を言った瞬間に海面が二つに割れ、ドラム缶ほどの大きさがありそうな巨大な鮫の頭が、何重にも生えた牙の列のある口中を見せながら現れる。鮫はエサである肉塊を数個まとめてガブガブと飲み込み、そのまま、その頭と同様巨大な波しぶきと波紋を残して、海中に消えてゆく。署長、一言も発せず立ち上がり、そのままフラフラと後退し、船室へと入っていく。そして横にいる船長に言うかのように、また独り言のように、つぶやく。「…………この船じゃ、小さすぎる」
この、「この船じゃ、小さすぎる」 以上に署長の鮫への恐怖と、これから始まる壮絶な死闘への予感を表現する言葉は他にあるのかと、僕はいまだに考える。
そのシーンに衝撃を受けた僕は新聞のテレビ欄を見て、本当は見なくても分かっている 「スティーブン・スピルバーグ監督」 という文字を確認し、そしてその名を心に刻みつけよう、と思った。
僕の記憶の限りでは、それが映画において「演出力」というものが何か、ということを知った最初の瞬間だった。
佐吉 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2012-09-03リアル・スティール87.00点
トータル・リコール(2012)45.17点
プロメテウス65.50点
2012-08-04ダークナイト ライジング57.03点
2011-08-06グリーン・ゾーン75.52点
2011-07-31理由(1995)45.78点
2011-01-11ハリー・ポッターと死の秘宝 PART145.50点
2010-07-14チェンジリング(2008)87.62点
2010-03-01アバター(2009)97.26点
2010-02-08太陽がいっぱい77.99点
JAWS/ジョーズのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS