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タイトル名 |
天使と悪魔 |
レビュワー |
はち-ご=さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-08-10 23:14:52 |
変更日時 |
2010-08-10 23:14:52 |
レビュー内容 |
妻投稿■原作未読、基督教については十字架を拝む宗教と言う事しか知りません。あと1人の命を助ける為に警官がたくさんしにすぎ。特に後の噴水の場面で2人警官が殺されるのは避けられたはずだと思う。■と、こういう私みたいなれびゅわーが好き勝手行解釈するとするなら、この映画は「スターウォーズパターン」。つまり「善を助け悪をくじいたはずが、善がとんでもない増長をしてしまってタイヘンな事になっちゃう予兆を見せる」というもの。この映画では「科学と宗教の融合・融和」こそが善という描き方をしている。そして、「科学と宗教を分離するべきだ」という考えのもと狂気の暴走をしてしまった人間を「悪」として一応の決着を付けているように見える。■でも、最後のシーン…教授が(教授…と言う肩書の探偵役というの…どうしても夢水清しろう先生を連想してしまうのですが(笑))「私は神様に導かれたのではありません」と言った後に「いいえ、神様に導かれたのです」と教皇の仲間の偉い人が穏やかながらも決めつけるように言い、その後で画面がバチカンの広場に集まった信者の人々に広がっていくシーンがあって、私はこのシーンに映画が本当に言いたい事がつまっているんじゃないかと思う。■世の中にある所謂カルト宗教。その中で「科学の否定」を訴えているものってほとんどないですよね。みんな「教祖様の言う事が科学なんだ」と、「宗教(の権威)と科学(の権威)の融合」によって人からお金を獲ったり、とんでもない暴走をしてしまったりしている気がします。この映画のラストは「宗教と科学の分離」だけではなく「宗教と科学の融合も危険なものになりかねない」というメッセージなんじゃないかと思うのですが。 |
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